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異常気象で見えて来たエネルギーのあるべき姿

  「宇宙船地球号のためにどんなエネルギーを獲得するべきか」 

 

人類の歴史は語る

  「エネルギーの安心して使える量が≒地球号に暮らせる人口を決める」

地表へのCO2排出による温暖化到来の現実を多くの人は見誤っている!
  トータルで温暖化を招くのはCO2のみではない
  CO2増加による温暖化由来で、海水面などの温度もあがる
  温度上昇で飽和水蒸気の上限が上がり、海面上の水蒸気が増える
   →水蒸気は熱を保つ強力な温暖化層になる
  たいした台風ではないと思っても、予想外の水蒸気を含んだ風が上陸する
  上陸した水蒸気の高度が上がれば蒸気は水となって大量の降水となる
  これがやっと気付いた現実だ。
 ※下記の図は別の資料でも引用したが、国立地球環境研究センターの横畠徳太先生の
  「水蒸気の温室効果」として作成された資料の図で、分かりやすい。
      

   実は日本のような島国は、四周は海の国そのものである。
  瀬戸内海周辺や、海から上陸した千葉など被害が多かったのも理解できそうだ。
  ユーラシア大陸の真ん中にある国とは異なる。
  しかし南半球のオーストラリアも つい先ほどは40℃近くだったという。
  横畠先生が説明されるように、水蒸気の温室効果はダブル効果だ

   では主犯は?といえば、もちろんCO2で、水蒸気は従犯である
   でも一度大気中に放散されたCO2はすぐにはCO2→CO+1/2O2とはならない
   (半減期と言う表現が妥当かは分からないが)その期間は数千年~万年とされる
   つまり永すぎる。

実際は「CO2を増やさない」は最低限だが、ゴールではない。
  「CO2の純減」をめざす技術や仕組みを、力を合わせて創出しよう!

エネルギーは、「溜める・運べる」手段により、最適な分散化が構成できる
   その開発⇔実装こそ価値の高い喫緊な「国家プロジェクト」である。


        2019/12/31